企業に勤めていれば部下がついたり、チームリーダーにされる事もあると思います。
一緒に同じ仕事に着手する人達が前からずっと一緒に仕事をしている人なら何も問題はありませんが、例えば内気な新入社員と組む事になったらどうでしょうか。
以前私は新入社員を数名指導した際、思うように成長してくれず悩んだ時期がありました。
そこから、コーチング・指導の本を読み漁り、指導のイロハを学びました。
その経験から、先日、私と一緒に仕事をした内気な新入社員Aさんを例えにして、感じた事や注意した事を纏めてみました。
この記事を読まれている方で、これから若手を指導する立場に立つ方・立たれている方が参考にして頂けると幸いです。
↓↓↓この記事で解説している事↓↓↓
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- 相手の個性や性格を分析
- 分析から指導方法の立案する方法
まずは相手を知る

偉人の言葉にもある様に、まずは相手を知ることが重要です。(己を知る工程は省きますw)
相手を知ってからコーチングの方法を考えていきますので、まずは私が一緒に仕事したAさんの初期の印象は以下の様なものでした。
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- 声が小さい
- 自分から発言することがほぼ無い
- 自分の得意不得意を把握出来て無い
- 平成以降の生まれ(確認済み)
もちろん、社会人になったばかりなので当然ではありますが、ここから色々とコミュニケーショをとって打開策を考えます。
指導方法の検討

それぞれ分析結果から指導方法を検討していきます。
声が小さい
Aさんは、声が小さいのと聞き取りにくい声質でした。
体育会系の人が上司であれば、「腹から声を出しなさい!」とか「スポーツやって体力つけなさい」とか言いそうですね。(私もそう言いたいw)
しかしそんな事を言っても好転した試しがありませんし、声が小さい人には声が小さい人なりの性格や体質があるので、相手を変えるのではなく自分を変える必要が有ると感じました。
具体的には、話する時はなるべく柔和に接し、こちらもあまり大きい声を出さないよう努めます。
自分から発言することがほぼ無い
与えた仕事で分からない事があっても永遠と探し続ける傾向がありました。
「分からない事が分からない」から質問が出来ない状態に陥りがちだったので、「今どのあたり?」「分からない事ある?」など、最初は細かく声掛けして質問しやすい雰囲気作りを心掛けます。
この声掛けは、自分でどんどん仕事を出来るようになると集中力を削ぐ事になるので、ある程度の所で止める必要があります。
自分の得意不得意を把握出来て無い
例えば、エクセルは使いこなせるけどワードは苦手という方がいます。
そんな人に、ワードを使った業務を任せても工程が遅れる一方ですよね。
Aさんが経験のある事ならまだ雰囲気を掴めますが、営業の仕事だったり、特殊なソフトを使って処理する仕事は学生時代経験が無いので得意不得意は分かりません。
なので、まずはいろんな仕事を一通りさせてみて適性を見ます。
こちらがこの仕事は無理そうだと思っていても案外上手く出来る事もあるので、実際に経験させる事はとても重要ですね。
平成以降の生まれ
団塊、団塊ジュニア、さとり、X、Y、Z等、いろんな世代があります。
平成生まれは概ねZとα(アルファ)世代に該当します。
私の周りの人達だけの話で言うと、平成以降に生まれた人たちは他の世代の人達と比べて仕事に対する情熱が気薄傾向でした。
言われた事だけはキッチリこなしてくれますが、それ以外の事はやらない傾向があるので、最初はやって欲しい仕事を明確に指示を出す必要があると感じました。
検討した指導方法でトライアンドエラー

検討した方法で相手の反応をみていきます。
立案した方法が必ずしもフィットするとは限りません。
相手の反応をみて、会っていない指導方法なら分析に戻り、再検討すれば良いのです。
声が小さい
最初は声が小さかったものの、コミュニケーションを取るうちに打ち解けてきて、だんだんと普通の声量くらいになっていきました。
しかし、他の人達と接する時は小さいままなのでこれから仕事を沢山こなし自信がついて来れば改善されるのかなと期待しつつ仕事のサポートを続けて行きます。
自分から発言することがほぼ無い
こまめに声掛けする事で、問題点を顕在化させ滞る時間を減らせました。
しかし、Aさんは分からな事を把握できても調べる方法をわかっていなかったので、以下のようなアドバイスをしました。
例えば、「デビクラ」と言う言葉が分からない場合、インターネットで「デビクラ」と検索すれば最初にヒットするのは別の有名なやつが出てきますw
流石にそれは違うとわかるので、デビクラ とは、デビクラ 意味、デビクラ ビジネス、デビ クラ等、検索の文言を変えて出てきた情報を見ていけばデビエーションとクラリフィケーションである事が分かると思います。
社内特有の事柄については、事前に渡されている資料に目を通し、重要なところに付箋やマーキングをしてすぐに参照出来るようにします。
自分の得意不得意を把握出来て無い
とにかく全ての業務を一通りやってもらいました。
最初はおぼつかないですが、1つの仕事を1週間もやれば得手不得手はなんとなく分かってきます。
もちろん本人にも感想を聞いてみて得意そうならその業務を任せられるようメインに指導していきます。
どこかのマーケッタが「不得意を得意に出来た試しが無い」と言っていましたが、まずは短所は置いておき長所を伸ばすべきです。
得意分野は飲み込みも早いので、要求されている能力にも短時間で到達できます。
不得意な業務はその後で少しずつ出来るようになれば良いと思います。
平成以降の生まれ(確認済み)
やって欲しい仕事を明確に指示することで表面的には仕事をこなせる仕組みに出する事ができます。
最初は少し手間ですが、必要最低限の仕事をリストアップして渡し、仕事を覚えてもらいました。
そうすると、仕事をある程度覚えてきたら余裕が出て来て、「あれも必要ですか?」と逆に提案してくれるようになってくれました。
結果とその後
立案した指導方法を1年程度続けた所、担当者として仕事を任せられるレベルに育ってくれました。
一人前と言うわけではありませんが、周りのサポート無しでも仕事をこなせる様になったので試す価値は有ると考えています。
又、この指導方法が新入社員Aさんにたまたまフィットしてくれたので、拒否反応はほぼなく継続してこれましたが、伸び代があまり感じられなければ他の方法を模索する必要があります。
まとめ
以上で分析からの流れをご紹介して来ました。
会社にある程度勤めていれば仕事はできるになりますが、誰かを指導する経験なんてベテラン社員であってもそう多く無いので、殆どの人達が素人と言えます。
いろんな人を指導して色々失敗して経験を積めば大きく失敗する事は減ってくると思うので、この記事が貴方のスキルアップに繋がれば幸いです。
なお、この方法が絶対正しいという物ではなく、方法の1つとしてご理解下さい。

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